お寺との連携
核家族化が当たり前のような時代になってきた今、みやこ町でも子どもが成人し町を離れてゆく中で、一人暮らしのお年寄りが多くなってきた。西楽寺でもそのような一人暮らしの方の葬儀をしてきた。その際、普段遠く離れた場所に住んでいるご遺族の方に遺品の整理やお仏壇を扱い、これから空き家になるこの家をどうすれば良いか等の相談を受ける中で、これを町の活性化に活用出来ないだろうか?という思いから始まった企画である。
葬儀だけのイメージになりつつあるお寺。しかし、本来のお寺の姿とは教化・伝道はもとより地域の方の相談所であったり、コミュニティの場所であったり、子どもの遊び場であったりと暮らしの中心にありました。またそんなお寺だから住職さんも地域のことを熟知していました。そんなお寺の姿を取り戻したく思い、今回の活動の発信をお寺からしていこうと考えました。